斬月愛のギャラリー
未読猫様ありがとうございます!
【ときめき斬魄刀メモリアルより抜粋】
【一護の場合 14巻P116〜】
「一護お前は、私を信じられるか。」
「…当然だろ。」
斬月の左手は一護の肩に乗せている。
そして右手はさりげにガッツポーズ、ギュギュっと握り締めていた。
「俺の力全部、あんたにあずける。
好きに使ってくれ。
そして−−−−…俺に力を貸してくれ。」
一瞬激しい眩暈に襲われ言葉が途切れるが、一護を見つめる目だけは外さない。
斬月は、あぁと一言言いながら微かに震える手を一護の手に添える。
その時斬月の耳には、教会の鐘の音が聞こえ、目の前には天使が舞っていた。
斬月にしか見えない司会者が語る。
お二人の初めての共同作業です…
その瞬間斬月の霊力は果てしなく上がった。末広がりのおめでたい上昇カーブ。
斬月の鼻から噴出した血は、誰にも見えなかったらしい。